豊島区でダンボールを処分する方法!無料で回収してもらえる?【2025年最新】

豊島区で引っ越しやネット通販の後にたまったダンボールを処分したいとき、どのようにすればよいのでしょうか?

豊島区ではダンボールは「資源ごみ」に分類され、正しくリサイクル回収することで無料で処分できます。豊島区でのダンボールの処分方法を解説します。

目次

豊島区でダンボールを処分する方法

豊島区内でダンボールを処分する主な方法は、以下の3つです。まずは通常の区の資源ごみ収集日に回収してもらう方法、次に古紙回収協力店などに持ち込む方法、最後に不用品回収業者に依頼する方法です。それぞれメリットや注意点が異なりますので、順番に見ていきましょう。

古紙・衣類の収集曜日に処分する

豊島区不用品回収センター豊島区不用品回収センター

豊島区ではダンボールは新聞や雑誌、布類と同じ「資源ごみ(段ボール・紙・布類)」として扱われ、週に一度決められた古紙・衣類の収集日に無料で回収されます。まず、この方法が最も一般的で費用もかからずおすすめです。ダンボールは中身をすべて出して平らに畳み、できるだけ粘着テープやシールを剥がして取り除いてください。複数枚のダンボールは重ねて十字にひもでしっかり縛り、雨で濡れないようにまとめます。ひもで縛る際はビニールテープではなく紙ひも等を使い、ダンボール内に他の紙ごみを詰め込まずに必ずひもで束ねるようにしましょう(テープ留めは不可)。
注意点

準備ができたら、お住いの地域の資源ごみ収集日に朝8時まで集積所に出します。収集日は地域ごとに異なりますが、豊島区公式サイトの「資源回収・ごみ収集曜日一覧」(紙の一覧表や専用アプリ「さんあ~る®」で確認可能)で調べることができます。祝日でも通常どおり収集されますので安心して出してください。大量のダンボールがある場合は、数週に分けて出すか持ち込みなども検討しましょう。家庭から出るダンボールであればこの方法は無料(税金内のサービス)で利用でき、申し込みも不要です。ただし事業所から出るダンボールは家庭ごみとしては出せず、有料の事業系ごみ扱いになりますので注意してください。

MEMO

ダンボールを資源ごみの日に出す際は、「燃やすごみ」ではなく必ず資源ごみの日に出すことが重要です。豊島区ではダンボールや厚紙の箱、包装紙などは可燃ごみではなく資源ごみとして回収するルールになっています。もし間違えて可燃ごみの日に出すと収集されません。また、雨天時に紙類が濡れて重くなると回収作業に支障が出ることがあります。特に古布類は雨の日は出さず、次の収集日に出すよう区からお願いされています(ダンボールについては濡れても再生紙に溶かす工程で問題ない場合が多いですが、できれば雨の日は避けると良いでしょう)。決められた曜日・時間を守り、地域のルールに沿って出せば、区がしっかり回収してくれます。

古紙回収協力店に持ち込む

豊島区不用品回収センター豊島区不用品回収センター

収集日まで待てない場合や、収集場所まで持って行くのが難しい場合は、古紙回収の協力店やリサイクルボックス設置店に持ち込み処分する方法もあります。豊島区内にはスーパーなどの店舗に古紙回収ボックス(リサイクルボックス)が設置されており、ダンボールを営業時間中に無料で回収してくれます。例えば、ライフ千川駅前店(豊島区要町3-45-4)、ライフ新大塚店(南大塚2-3-15)、ライフ落合南長崎駅前店(南長崎4-5-20)、マルエツプチ雑司が谷二丁目店(雑司が谷2-3-3)といったスーパーには店内外に古紙類を入れる回収ボックスが設置されています。お店では家庭から出るダンボールや新聞紙、雑誌、紙パックなどを無料で回収しており、24時間利用可能な屋外ボックスや、店内の営業中に利用できる回収コーナーがあります。特にスーパーの回収ボックスは無料で手軽に利用できるうえ、店舗によっては持ち込んだ古紙量に応じてポイントが貯まるサービスを実施している場合もあります(例:ライフでは古紙回収量に応じてポイント付与を行う店舗があります)。
持ち込み時の注意点
  • ダンボールはできるだけテープ類を外し、平らに畳んでから持参しましょう。
  • 店舗のルールによってはひもで縛らずともそのまま投入できる回収ボックスもありますが、散らからないようまとめて持ち込むと良いでしょう。
  • 大量のダンボールを一度に持ち込む場合は、店舗の利用者の迷惑とならないよう時間帯に配慮してください。
  • 基本的に上記の協力店では家庭から出る古紙類であれば無料で受け入れてくれます。
  • 事業所など業務で生じた大量の段ボールを持ち込むことは原則できませんので、業務用の場合は別途専門業者に依頼しましょう。
注意点

なお、豊島区には区営の直接持ち込み施設(清掃工場等)は一般の家庭ごみについて開放されていません。例えば粗大ごみは区民が自家用車で清掃工場に直接持ち込む制度はなく、必ず収集を申し込む必要があります。ダンボールなど資源ごみについても、区の清掃事務所等へ個人が直接持参して処分することは想定されていません。そのため、上記のようなスーパー等の民間回収拠点や、次項のような民間業者の利用が持ち込み処分の現実的な方法となります。

不用品回収を依頼する

引っ越し直後で大量のダンボールが出てしまった場合や、自力で運ぶのが困難な場合には、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう方法もあります。民間の不用品回収業者や古紙回収業者は電話一本で自宅まで来てくれ、その場で段ボールを持ち去ってくれるため手間がかかりません。ただし、このサービスは有料となるのが一般的です。費用は業者や量によって異なりますが、段ボールの回収料金は1回あたり2,000円前後が目安となっています。例えばある古紙回収業者では「東京23区全域対象・段ボール回収料金1回税込1,980円~」という設定で、どれだけ出してもその金額で収集するといったプランを提供しています。大量の段ボールを短時間で片付けたい人には便利ですが、区の無料回収と比べるとコスト面では負担になります。

豊島区不用品回収センター豊島区不用品回収センター

業者に依頼する場合は、信頼できる許可業者を選ぶことが大切です。不用品回収業の届出をしていない違法業者に依頼すると、高額な料金を請求されたり不法投棄される恐れもあります。豊島区の家庭から出るごみの場合、正式には「豊島区粗大ごみ受付センター」は粗大ごみ専用であり、ダンボールなど資源ごみは扱いません。そのため、民間業者利用となりますが、古紙リサイクル業者の中には持ち込みなら無料・引き取りは低料金で対応しているところもあります。
MEMO

不用品回収業者へ依頼する際の注意点として、事前に料金体系を確認し、見積もりを取ることをおすすめします。ダンボールのみであれば重量や量で料金が定まっている業者が多く、数百円~数千円程度ですが、他の粗大ごみと一緒に処分する場合はパック料金になることもあります。また、夜間や即日対応も業者によっては可能なので、引っ越し当日に段ボールを片付けたい場合など柔軟に対応してくれるでしょう。繰り返しになりますが、家庭から出るダンボールは本来区のサービスで無料処分できますので、民間業者はあくまで「急いでいる」「量が多すぎて置き場がない」といった場合の最終手段として利用すると良いでしょう。

豊島区でダンボールをどこに持ち込みできる?

それでは、豊島区内で実際にダンボールを持ち込める場所をもう少し詳しく見てみましょう。区の清掃施設へ直接持ち込むことはできませんが、民間の回収拠点がいくつか存在します。主な持ち込み先は次の2種類です。

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スーパー・ドラッグストア等の店頭リサイクルボックス
豊島区内のスーパーでは店頭に古紙類のリサイクルボックスを設置している店舗があります。ライフ(千川駅前店・新大塚店・落合南長崎駅前店)やマルエツプチ(雑司が谷二丁目店)がその例です。こうした店舗では営業時間内にダンボールをまとめて持参すれば、所定の回収箱に投入して処分できます。特にライフ各店では新聞・雑誌類や段ボールを店頭回収しており、持ち込み量に応じてポイントサービスを行う店舗もあります。住所やアクセスも確認しておきましょう。例として、マルエツプチ雑司が谷二丁目店は豊島区雑司が谷2-3-3にあり、副都心線雑司が谷駅から徒歩2分という立地です。お近くにこうしたリサイクル協力店がある方は、買い物のついでに持ち込めて便利です。
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古紙回収業者のヤード(集積場)への持ち込み
豊島区内そのものには大規模な古紙問屋の集積所は多くありませんが、近隣区を含め古紙リサイクル業者が個人の持ち込みを受け付けている場合があります。例えば、文京区や板橋区には古紙回収業者の営業所があり、事前連絡なしで無料回収ボックスに古紙を置いていける場所もあります。豊島区に隣接するエリアの業者でもしている場合がありますので、インターネットや地域情報誌で探してみると良いでしょう。持ち込む際は事前に営業時間や受け入れ品目を確認し、ルールに従って出すことが大切です。

以上のように、豊島区でダンボールを持ち込み処分できる場所としては協力店の店頭ボックスか古紙業者の集積所が現実的な選択肢になります。いずれも基本的に無料で利用できますが、持ち運ぶ手間はかかりますので、自宅近くに適当な持ち込み先があるかどうか確認してみてください。もし近隣にない場合は無理に遠方へ運ぶより、次回の資源ごみ収集日まで保管しておく方が安全かもしれません。

豊島区でダンボールの処分費用はいくらかかる?

費用面について整理しましょう。豊島区の家庭から出るダンボールを処分する場合、基本的には無料で済みます。区の資源回収に出す方法や、スーパー等の店頭リサイクルボックスへの持ち込みは料金がかかりません。豊島区民として支払っている税金の範囲内で提供されているサービスだからです。したがって、家庭の不要ダンボールに関しては費用をかけずに処分できる方法が用意されていると言えます。

メリット

  • 区の資源回収に出す方法や、スーパー等の店頭リサイクルボックスへの持ち込みは料金がかからない。
  • 豊島区民として支払っている税金の範囲内で提供されているサービスである。
  • 家庭の不要ダンボールに関しては費用をかけずに処分できる方法が用意されている。

デメリット

  • 不用品回収業者など民間サービスを利用する場合は費用が発生する(目安2,000円前後~)。
  • 事業所から出る段ボールは、区の無料回収サービスは利用できず、有料となる。
  • 民間業者に依頼する場合、事前に料金体系を確認し、見積もりを取る必要がある。

豊島区不用品回収センター豊島区不用品回収センター

一方、費用が発生するケースとしては、不用品回収業者など民間サービスを利用する場合です。民間業者にダンボール回収を依頼すると、その便利さと引き換えに数千円程度の料金がかかります。即日回収や深夜回収を依頼する場合、またエレベーターのない建物の高層階から搬出をお願いする場合などは追加料金が発生することもあるので、事前に見積もりを取って確認すると安心です。したがって、「電話一本で無料で取りに来ます」といったうまい話には注意し、信頼できる業者かどうか確認してください。
注意点

また、事業系ごみとしての費用も触れておきます。家庭ではなく店舗や会社など事業所から出る段ボールは、基本的に区の無料回収サービスは利用できません。豊島区では少量(1日あたり10kg未満)の事業系ごみであれば事業系有料ごみ処理券(シール)を購入して一般の収集に出すこともできますが、それでも有料です。大量に出る場合は契約した産廃業者に依頼し、重量や体積に応じた処理費用を支払うことになります。つまり、事業者の場合は段ボール処分もすべて有料になる点は押さえておきましょう。一般家庭から出る分については気にしなくて大丈夫ですが、ご家庭でも引っ越し業者からもらった段ボールなど一時的に大量に出る場合、業者によっては回収まで保管してもらえたり引き取りサービス(有料)を用意していることもあります。引っ越しのプランに組み込まれていることもありますので、利用した引っ越し業者に確認してみるのも良いでしょう。

豊島区で家庭のダンボール処分にかかる費用は0円が基本です。無料で出せる仕組みを最大限活用し、どうしても難しい場合のみ有料サービスを検討する形で、賢く処分しましょう。

豊島区でダンボールを処分する方法まとめ

最後に、豊島区におけるダンボール処分方法のポイントをまとめます。

ダンボール処分方法のポイント
  • 区の資源ごみ収集日に出す:最も基本的で無料の方法です。ダンボールは資源(段ボール・紙・布類)に分類され、週1回の収集日に他の紙類と一緒に回収されます。出す際は中身を空にし、平らにしてひもで十字に束ねましょう。朝8時までに決められた集積所へ出せばOKです。
  • 協力店や施設に持ち込む:収集日を待たずに処分したいときは、区内のスーパーなどに設置された古紙回収ボックスを利用できます。ライフやマルエツプチなどの店舗(池袋・大塚・南長崎・雑司が谷エリア等)でダンボールを無料で回収しており、買い物ついでに持ち込めて便利です。持ち込む際もテープ類をはがし、畳んでまとめてください。
  • 民間の回収サービスを利用:急いで片付けたい、大量にあって自力で運べない場合は、不用品回収業者や古紙回収業者に依頼できます。自宅まで取りに来てもらえますが費用は有料(目安2,000円前後~)となります。利用するときは事前に料金や許可業者かどうかを確認しましょう。
  • 無料で処分する工夫:基本的に家庭から出るダンボールは区のサービスで無料処分できます。雨の日は避ける、ひもでしばる、決められた曜日・時間を守るなどルールを守れば、追加の費用負担なくリサイクルに出せます。特に、資源ごみの日に出すことを徹底し、誤って燃えるごみに出さないよう注意しましょう。
  • 住所や連絡先情報:ダンボール処分に関して困ったときは、豊島区役所ごみ減量推進課(電話03-3981-1142)に問い合わせるとアドバイスが得られます。豊島区清掃事務所(池袋本町1-7-3)でも資源ごみの分別方法などの相談に対応しています。お住まいの町会で集団回収(町内会による古紙回収運動)を実施している場合もありますので、回覧板や掲示板の情報もチェックしてみましょう。

豊島区では環境への配慮からダンボールを含む紙ごみのリサイクルを積極的に推進しています。正しく分別して資源回収に出すことで、家庭ごみの減量にもつながります。皆さんも今回ご紹介した方法を参考に、ぜひ無理なく安全にダンボールを処分してください。大切なのは「出さない」「ため込まない」「ルールを守って出す」ことです。お部屋もスッキリ片付き、リサイクルにも貢献できるので一石二鳥ですね。困ったときは遠慮なく行政や専門業者に相談し、快適な暮らしを送りましょう。

この記事を書いた人

豊島区で不用品回収サービスを5年以上提供。業界歴の長いスタッフが監修し、わかりやすい情報をお届け。

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